多様な教育の実際を知っていただくための講座を5回シリーズで企画しています。
その第1回目として「オルタナティブ教育を学ぼう!~教育もいろいろあっていい~」という公開講座(講演とグループ・ディスカッション)を、5月17日(日)に大阪府立大学なかもずキャンパスで、大阪府立大学の吉田・森岡ゼミとおるたね関西との共催で開きました。
はじめに、吉田敦彦さん(大阪府立大学教授)に「オルタナティブ教育とは何か」というお話をしていただきましたが、オルタナティブ教育が日本に誕生する経緯や現在の多様な学びの場の特徴を、図を使ってわかりやすく説明していただきました。
その後、6人ほどのグループに分かれて、参加者同士での話し合いをもちました。学生さんやオルタナティブ教育ということを全く知らない方も多数参加されていましたが、どのグループも話がはずみ、割り当てられた時間があっという間に過ぎてしまいました。
しかし、参加されたみなさんには多様な教育の存在を知るよいきっかけになったと思います。
今回は当初予定していた人数を超える50人以上の参加者があり、急遽、会場を大きな講義室に変更するということもありましたが、オルタナティブ教育を知らない人たちにも多数来てもらうことができたので、よい滑り出しだったと企画したものとしては喜んでいます。
なお、今後の予定としては、7月に「サドベリー教育」を、9月または10月に「シュタイナー教育」を考えています。
第1回講座の吉田敦彦さんの講演内容は、Youtubeにアップロードしていますので、興味のある方はご覧ください。
(文責 辻 正矩)