多様な教育リアル熟議 in 北海道
「こぼれ落ちるマイノリティ ~公教育は何を支え切れていないのか~」
(第3回:2011年1月16日)
東京でもおるたネット主催で行っている「多様な教育リアル熟議」を、北海道では「北海道フリースクール等ネットワーク」が主催となり、全4回にわたって実施します。
多くの参加をお待ちしています。
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日時とテーマ
第3回 2011年1月16日(日) 13:30~16:00
「こぼれ落ちるマイノリティ ~公教育は何を支え切れていないのか~」
障がいを持つ子どもを巡る「インクルーシブ教育」の実現を願いながらも、同僚の教師やクラスの保護者、地域住民の理解がなかなか得られないといった実情によって苦しい思いをしている子どもや保護者、教師たちがいます。
学校(現場の先生)がどんなに頑張って努力をしても、そこからこぼれ落ちてきてしまう子どもというのは必ず存在します。
公教育に対しての予算が少なく、支える人材も不足しているからなのでしょうか。「多数派」の意志(無関心も含め)によって学校運営の方向性が決まりやすいために「少数派」が外へ弾かれてしまうといった内的な要因も関係しているのでしょうか。
不登校、障がい、病気、帰国子女(※)、外国人子弟、戦後の混乱で教育を受けられなかった方といったマイノリティの立場にある子ども(かつての子ども)たちを、公教育はどう支えていけばよいのか。
また、そうした子どもたちに居場所や学びの場・育ちの場を与え、成長を支えてきた「フリースクール」を公教育の中にどう位置付けていけばよいのかというテーマに基づきながら、公教育のあり方を「熟議」します。
※「帰国生徒」という呼称が用いられるようになってきていますが、帰国後どこにも入学していない状態を含む用語ではないため、敢えてこの表現を用いています。
※ファシリテーター:中川綾さん(EFC)
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参加費
無料
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定員
50名(事前申込による先着順)