関西で開催されるおるたネット協賛のイベントをご紹介いたします。
「教育がつくる未来の社会」
~ 日本・オランダの実践に学ぶ ~
今、こどもや教育とかかわっている方、これから、かかわっていこうとしている方におすすめの企画です!
近年、こどもの幸福度世界一(ユニセフ調査)の国として、注目を集めているオランダ。この国は、同時に成熟した市民社会でもあると言われています。それを支えているオランダの学校では、実際にどのような授業・取り組みが行われているのでしょう。
他方、日本の学校にも「未来の社会をどうつくるか」という視点を持って、授業や取り組みをつくっている人たちがいます。私たちは、日本の教育現場で、どんなチャレンジをしていけるのでしょうか。
この企画では、オランダ在住の教育研究家・リヒテルズ直子さんと、大阪府立柴島高校の教諭・佐々木徹さんをゲストに迎え、オランダ・日本双方の社会と、学校教育を見つめ、これからつくっていく社会、そしてその実現への実践を、みなさんと考え合いたいと思います。
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日時 10月9日(土)
16:00開場 / 16:15 ~ 18:30(途中参加も可能です)
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場所 大阪市立青少年センター(KOKOPLAZA)
大阪市東淀川区東中島1-13-13
JR・地下鉄「新大阪駅」東口から徒歩5分
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参加費 一般2000円 / 学生1500円 (運営費・会場費)
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定員 50名
(※恐縮ですが、先着順にて定員到達しだい締め切ります)
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申込 下記の申し込みフォームからお申込みください。
第一部「日本・オランダ双方からの実践報告」75分
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オランダの実践紹介 by リヒテルズ直子さん
オランダの学校で、先生たちが何を考え、どのような実践をしているのか。
また、こどもたちがどのように学んでいるのか。イエナプランというオルタナティブ教育を中心にお話いただきます。
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日本の実践紹介 by 佐々木徹さん
日本の学校教育の一実践として、柴島高校の取り組みを紹介。自分たちの多様性・自由・個性を支える前提としての場・空間を守る、そんな学校づくりの取り組みを語っていただきます。
第二部「参加型パネルディスカッション」60分
第一部を受けて、「日本をどんな社会にしていくのか」「学校現場では具体的に何をしていくのか」、リヒテルズさん、佐々木さんと共に考えていきたいと思います。
リヒテルズ直子さん
教育研究家。下関生まれ、福岡市で育つ。九州大学大学院博士課程満期終了退学(専攻:比較教育学・社会学)。マレーシア、ケニア、コスタリカ、ボリビアに滞在の後、1996年よりオランダに在住。1999年より「リヒテルズ直子のオランダ通信」を開始、2002年よりインターネット上で公開。オランダの教育・社会事情を発信し続け、日本でも公演・ワークショップの企画開催、執筆など旺盛な活動を展開。オランダにおいても、日本の大学研究者、文部科学省委託現地調査などで、現地研究者として協力。オランダの社会や教育についての記事執筆や著書多数。『オランダの共生教育―学校が〈公共心〉を育てる』が9月に刊行予定。
佐々木徹さん
大阪府立高校教員。大阪府立柴島高校に赴任し、2009年より人権教育主担。柴島高校は、学校開きやホームルーム合宿、「よのなか科」などを通して、「違いを尊重しあう集団づくり」を行い、NHKでその取り組みが紹介されるなど注目を集めている。著書に『マイノリティがひらく国際化-大阪府立柴島高校の試み』がある。
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当日は書籍の販売も行います。
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企画終了後、19:00より近くのお店で交流会を行います。
参加希望の方は、申し込みの際にお申し出ください。参加費別途:3,000円(定員15名)